我が黌の同窓会において史料保存のプロジェクトチームが組織され活動していることはすでにお伝えしたとおりです。3月22日には史料庫に眠っていた黌史「多士」のバックナンバーを県立図書館に寄贈するセレモニーを行いました。
これにより、紙資料の保管は県立図書館の専門家の手に委ね、史料のデジタル化は同窓会のチームで進めていく体制が整ったことになります。
もちろんこれは事業の第一弾に過ぎないため、「これから」について県立図書館の方と意見交換を行いました。
途中、お願いをして当該書庫を見せていただきましたが、実に壮観で胸を打たれました。
「多士」のような定期刊行物だけでなく、黌内新聞や文芸部の文集に至るまで、実に様々なものが保管されています。藁半紙でガリ版刷りという体裁の本も多数あります。
古書の香りに包まれ、タイムスリップしたような興奮を覚えました。
また今回は更に、夕食をセットし、とことん意見交換をすることができました。これからのアーカイブ事業が大きく進展することと思います。