FB_IMG_1486434895701FB_IMG_1486434899890昨年3月に母が他界し、その翌月が熊本地震でした。四十九日の直前のことです。既に家の名義は私になっていましたが、「住家」ではないことから罹災証明が取れず、「空家」の扱いで公費解体をしていただくことになりました。昨年6月から諸手続きを進め、いよいよ作業開始。ちょうど私が高校生まで使っていた勉強部屋の真横にショベルの第一撃が入ったところです。もちろん様々な思いはありますが、何よりも「地震の恐怖を知らずに他界した両親がこの光景を見たら何というだろうか」と考えてしまいます。北九州と大分から駆けつけたという解体業者の方々は大変丁寧に手際よく作業をしてくれています。復旧に向けた行政上の仕組みを含め感謝申し上げます。