image0image1image2くまもと復興国際音楽祭二日目のプログラムで県劇に足を運んでます。熊本地震の傷を癒そうとマーラーの交響曲第2番「復活」、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」、ベルディのレクイエムと大曲でつないできた復興祈念コンサートを今年は「音楽祭」という形に拡大され開催されました。全6日間の日程で、熊本市のみならず山鹿市、人吉市など県内各地で開催されています。今日のメインはベートーヴェンの交響曲第6番でしたが、優しく美しい響きの流れが素晴らしいう「田園」でした。また前半披露された「YAMAGA」という曲にも心打たれました。山鹿で着想を得てハンブルクフィルのメンバー、シュテファン・シェーファー氏が作曲した弦楽による祈りの曲です。音楽祭の音楽監督を務めていただいているNHK交響楽団第1コンサートマスター篠崎史紀さんからは「音楽はひょっとしたら楽しむためだけのものではないのではないか。そこには人智を超えた存在価値がある」というご挨拶があり、この音楽祭の意義を伝えられました。深く共感を覚える言葉です。九州各地には素晴らしい音楽祭があります。是非、その中に熊本の名前が入るように力を尽くしたいと思います。