image0image1image2image3image4image5何とも強烈な内容のパネル展に足を運びました。1949年、突如侵攻してきた軍によって中国に組み込まれたウイグル人たちの現状を紹介するものです。かつてはシルクロードのロマンを称えた地域が核兵器の実験場と化し、放射能汚染に苦しみ、平和的な抗議デモは強大な暴力で抑えこまれ、500万人を拘束しているとされる強制収容所、漢民族との強制結婚、ウイグル人女性への強制不妊手術など目を覆うような内容です。日本で生活して20年になるというイリハムさんの流暢な日本語で更にリアルな説明を伺いました。異国の地で祖国の惨状を訴えるイリハムさんの心情を思うと筆舌尽くしがたいものがあります。これは国の壁を越えた人類共通の問題で「内政干渉」ではありません。戦争だけでなく「平和」を装ってゆっくりと国と民族が抹殺されうる・・という事実を多くの方に知っていただきたいと思います。パネル展は本日1月30日19時まで熊本市民会館シアーズホーム夢ホールの展示スペースにて。詳しく知りたい方は日本ウイグル協会HPをご覧下さい。

https://uyghur-j.org/japan/