台湾と日本の絆

今日は駐福岡台湾総領事館から戎(エビス)総領事をお迎えしました。きたる8月23日に日台交流サミット全国大会が熊本市で開催されるため、その下調整のための来熊です。私は初対面でしたが、そのエネルギッシュな人柄に圧倒されました。以下は全て総領事からの受け売りです。この度の熊本地震では台湾から実に8億円もの義援金が届けられ、その活動はいまだに継続中とのこと。また昨年度、台湾から日本を訪れた観光客は429万人。これは全人口の6人に一人が来日したことになり、同年の海外旅行者総数の3分の1にあたるそうです。一方、日本から台湾を訪れた人は約200万人で、半分にも届いていません。「国民の8割が日本人に好感を持っている」という台湾。これから国際的な交流を進めていこうという熊本市にとって最も大切にすべきパートナーであると感じました。台湾といえば、先月、赤間総務副大臣が訪台するニュースが報じられたばかりですが、NHKをはじめほとんどのメディアが「中国の反発が懸念される」というコメントで結んでいたのには強い違和感を覚えました。国交よりも心の絆の方が優先されるべきでしょう。