広大な南西諸島をいかに守るか？

秋色深まる大分県日出生台演習場で南西諸島有事を想定する西部方面隊の一大演習(通称「鎮西演習」)を研修しました。通常の演習はもっぱら既設の演習場の中だけで行われますが、この演習は九州・沖縄の広域に実展開して行われます。画像は第一線部隊が一斉に動き出したところや、地中に作った指揮所内の様子です。食堂ではひじき飯とサーモンのホイル蒸し、いずれもレトルトで野戦ムード満点でした。それにしても、訓練に励む隊員達を間近に見ながら、演習場の空気を吸うと、何とも言えない高揚感と身の引き締まる思いにかられます。

こうした備えの大切さを広めていかなければと感じました。