image1image2image3熊本交響楽団の定期演奏会が無事終了しました。ハイドン、モーツァルト、ブラームスという絵に描いたような晩秋のプログラムでしたが、今回の私にとってのハイライトはモーツァルトのホルン協奏曲第3番のソリストとして原川翔太郎さんをお迎えしたことです。現在、日フィルで活躍中のまさに現役バリバリのホルン吹き。南阿蘇に実家があり、中学時代は野球少年で、大津高校のブラスでホルンに目覚め、芸大にすすんだという異色の経歴の持ち主です。本来、協奏曲のソリストはリハーサルを通じて自分の演奏にのみ専念するのが普通ですが、ブラームスの交響曲の練習段階から入って、いろいろ指導していただいただけでなく、本番のステージにも一緒にのって吹いていただきました。レセプションでは話の随所にストイックなまでの「ホルン愛」が感じられて、本当に幸せなひと時でした。ホルン吹きであると同時に素晴らしい好青年です。参考までに原川さんの使用楽器はなんとリコキューン。マウスピースはJKでした。画像は後列左が原川さんです。