image0 (33)image1 (16)image2 (15)8月15日(月)、熊本県護国神社で行われた「大東亜戦争終結平和祈願祭」に参列しました。これまでは「英霊追悼祭」とされてきた行事です。
一般的にこの日は「終戦記念日」ですから、戦争で命を落とした方への哀悼の気持ちと、未来への不戦の誓いや平和への祈りを捧げる日となっています。もちろん私はその意義を忘れてはならないと思いますが、厳密に表現すれば昭和20年8月15日は武装解除が命ぜられた「停戦の日」です。そして無条件降伏に応じた9月2日が「敗戦の日」。戦争が終結をしたのは、サンフランシスコ条約が発効をする昭和27年4月28日だと整理することが正しいと思っております。
そして国家の3要素が「❶領土❷国民❸主権」だとすれば、我が国の主権が奪われたこの6年7ヶ月は「日本という国がこの世から消滅した期間」と受け止めています。いまだに解決されない諸問題の多くは、全てこの期間に起きています。北方領土、竹島そして憲法制定・・。終戦の日だけでなく、それ以降、我が国に何が起きたのか、時間をたどりながら心に刻んでいくことも大切だろうと思います。