image0image1image2すでに報道でご存知の方も多いと思いますが一昨日未明に、停車場にあった無人の市電が一人でに動き出し、電車通りの車線をふさいで15分間停止するという事故が発生しました。一歩まちがえば大惨事になっていたかも知れない大変な出来事です。原因は運転士が輪止め(ハンドスコッチ)を忘れたこと。翌日の新聞には「これまでの指導を徹底し」という内容が目に入り、気になったので、今日は急遽、都市整備委員会を招集して現場検証を行いました。説明を受けるとやはりマニュアルが不十分であることが判明。「輪止め使用中」の木札が運転席にあり、輪止め完了後に再び運転席に戻って札をかけるようになっています。これでは札をかけてから降りる人が出てしまいます。実際、今回の事故もそのようにして輪止めを失念しています。木札の場所を含むマニュアルの見直し、電車を止めるストッパーの設置を強く要望しておきました。ヒューマンエラーをゼロにするのは難しいことですが、それを重大事故につなげないよう知恵を絞ることが管理者の責任です。