image0 (76)image1 (49)image2 (41)image3 (23)image4 (9)熊本市大洋デパート火災物故者の50回忌法要が水道町交差点近くの明円寺でおこなわれました。この火事では104名の尊い生命が犠牲になっています。来賓として大西市長、市消防局長を迎え、約60名の遺族の方に続いて関係者が順次焼香し、最後に遺族代表の原田さんのご挨拶がありました。原田さんは、お父様を亡くしたご自身の体験だけでなく、従業員を亡くした多くの遺族が、偏見により辛い思いしてきたなどにも触れ、心の傷の深さを語りました。またここ明円寺は当時の遺体安置所だったとされ、穏やかな風景に当時の凄惨な光景を重ねている遺族の方もおられたことと思います。
私は当時高校3年生。坪井川沿に黒々と立ち昇る煙をしっかり覚えています。リアルな記憶を風化させることなく、大火災を二度と起こしてはならないと、改めて肝に銘じました。