オリンピック、パラリンピックの開催について様々な意見が取り沙汰されるようになりました。そんな中、防大同期の友人から届いたメールをご紹介します。彼は長年に亘りパラ選手のガイド走者を務めています。

「本日国立競技場で開催されたパラ陸上テスト大会に参加してきました。T11(全盲クラス)男子1500mには3人の参加でした。本番のパラリンピックでメダル候補といわれている選手に1周抜かれましたが、表彰式のテストも兼ねており、パラ陸連会長の増田明美さんから、ダミーの銅メダルを受け取る真似もしてきました。(中略)ユーチューブ(下記URL)の冒頭に数秒間ですが、私たちが映っていました。

https://youtu.be/wASW8kgOYfI

私が国立競技場を走ることは二度とないと思いますが、7月8月にここで熱い戦いが繰り広げられることを心から祈った次第です。」

 

開催を目標に、選手たちはもちろん選手を支える多くの人が頑張っています。先日は水泳選手の池江璃花子さんに対する心ないメールの報道もありました。国として引き受けた以上、開催に向け最大限の努力をするのは当然のことです。今こそ国を挙げて心をひとつにすべきではないでしょうか。100人を集めて密を作り「オリンピック中止」を訴えるデモのニュースがありました。考え方も行動も間違っていると思います。