image0image1image2正確に言うと1年と1ヶ月ぶりでした。福嶋由記さんのソプラノ・リサイタルです。昨年、コロナで延期のお知らせをいただいてようやく本番の日を迎えました。「聴きたい」という思いと「歌いたい」という気持ちが見事に融和し、素晴らしいひとときでした。福嶋さんの充実ぶりもさることながら、ゲストのテノール歌手、笛田博昭さんの声には圧倒されました。ヴァイオリンの原雅道さん、伴奏の藤本史子さんも感性豊かな演奏で心癒されました。「生」の歌はちょっとした顔の向き、ステージの立ち位置でも響きが変わります。何とも贅沢な時間でした。長い期間、壁に止められ、色あせたチケットの半券もようやく歌姫のもとに帰りました。ありがとうございました。

※画像は福嶋さんの許可をいただいて撮影しております。