image0image1image2image3熊本駅前に作った長いベンチが話題になってます。JR駅を出て、市電に乗ろうと歩いていくと、市電の電停をガードするように長さ26mのベンチが現れます。電車に乗るには左右いずれかに30mほど迂回しなければなりません。恐らく電車に殺到する乗客の流れを振り分け、電停に並びやすくするのが狙いだろうと思います。結局、この「回り道」が長すぎると、ニュースや新聞で報道され、委員会でも問題視されて、改修を検討することになりました。工費約750万円、改修すれば1000万円近くなるのでしょうか?

私はこの出来事で一番強く感じたのは「圧倒的な事前検討の弱さ」です。指摘されて慌てて対応するのではなく、市役所の中でもっと議論していればこうはならなかったと思います。作る前に議会に相談してもらってもOKです。言うべき意見を飲み込む人が多いと、改修工事でもまた批判を浴びるかも知れません。議論の大切さを学びとっていただきたいと思います。乗り越えた人の靴跡もアップしておきます。