【市庁舎建て替え問題はまるでアンデルセンの童話】
9月の裁判を傍聴しました。熊本市は有識者会議における議論の中身をずっと非公開にしてきました。「市民の理解を得たい」という大西市長がやるべきことはまずこの議事録をオープンにすることでしょう。
「東大の先生が言ってるから」「専門家のお墨付きだから」と「分かる人にしか分からない」とでも言わんばかりの態度は、アンデルセン童話の「はだかの王様」を思い起こさせます。童話との違いは王様である市長はよく分かった上で空論虚言を身にまとっていること。煙に巻かれているのは一般市民です。堂々と市民討論会を開催すれば、中学生や高校生の方がおかしいと声をあげてくれそうな気がします。これまた童話のとおりですね。
裁判所が「議事録を公開すべき」と判断すれば大きく事態が動いていくのではと感じています。