image1image2image3image4およそ10年ぶりに横浜赤レンガ倉庫近くにある海上保安資料館に行ってきました。ここには九州南西海域から引き上げた北朝鮮の工作船と回収物が展示されています。工作船と聞けば「工作員を乗せた船」程度のイメージしかありませんが、実際に現物を見てみると立派な「戦闘船」であることが分かります。対人、対装甲、対空用の火器がバランスよく搭載され、船体には生々しい弾痕が残っています。船尾に収められていた小型船や水中スクーターなどが実際の拉致活動に使用されたと思うと見る人は慄然とするでしょう。今回は海上保安庁の船が追跡、警告、射撃まで非常に慎重に手順を踏んでいた様子がビデオを観てよく分かりました。工作船からの射撃で3名の船員が怪我をし、ロケットランチャーは船上をかすめて海に落下。それでも停止をさせて工作船に乗り込もうとしていた海猿魂は凄まじいばかりです。結果的に工作船が自爆自沈する訳ですが、私はこれを「戦後最大のろ獲品」と呼んでいます。修学旅行はもちろんですが多くの人に見て欲しい展示物です。入場無料

。500円を施設維持のために寄付すると海保の記念品もらえます。