image0image1image2image3フランスの地方政治の仕組みは我が国とはかなり異なっています。最大の違いは市長選においては市長候補だけでなく自分と考えを同じくする議員候補者をリストアップして立候補すること。そして市長が決まるとそのリストがそのまま議員になり、さらにその中から選ばれた人が副市長になって、市長を補佐します。つまり日本の国会に見る議員内閣制に近いものです。副市長といっても、部署毎に指名するので50人ほどいるそうです。最初の対面式に現れた副市長はなんと女性!しかもジーパンを軽やかに着こなしてにこやかにスピーチする姿に魅了されました。歴史感溢れる市役所庁舎においては、さらに大勢の参加者を加えてパーティーが開催されました。また市役所の担当の方からストラスブール市の都市整備について直接ブリーフィングを受けました。現在のような形を作り上げるまでに500回以上の議論が重ねられ、繰り返し行なった住民アンケートでは徐々に賛成が増えて実現に至ったとのこと。説明も大変わかりやすく熱のこもったものでした。