image0 - 2023-02-28T154003.641image1 (76)image2 (69)image3 (34)image4 (14)幕末期肥後を代表する思想家、横井小楠の旧居「四時軒」が熊本地震の災禍からようやく再建されオープニングの日を迎えました。およそ7年ぶりに蘇ったお屋敷の姿に誰もが感銘を受けました。
横井小楠はその思想の先進性ゆえに肥後の枠に収まりきれず、福井藩主松平春嶽の目にとまって幕政改革に力を発揮しますが、明治政府に出仕後、無頼の徒に襲撃され非業の死を遂げます。
偶然にもこの再建事業を手がけた責任者は私の小中学校の同級生でした。彼は熊本市内の様々な歴史的建築物の再建を手がけてきましたが、この「四時軒」を最後に事務所を閉め引退するそうです。
彼の功績と共に、郷土が生んだ傑物、横井小楠の名を広く伝えていくことが私たちの責務であると思います。