image0image1コロナ禍で一躍注目を集めるテレワーク、テレ授業。今日は熊本市内の中学校で行われている遠隔授業を研修に行きました。2年前からモデル校に指定され、しっかりとノウハウが積み上げられた最先端校です。私もスマホで動画通話などの経験はあるので、その延長程度に考えていましたが、実際には遥かに予想を超えるものでした。スタジオのような教室から授業を発信する先生は一人で、補助の先生が二人付いてます。ディスプレイの向こうには全学年185人の生徒たちが聴いています。質問をしてチャットで答えたり、先生の方から指名をして答えさせたり、ほとんどストレスなく双方向のやり取りができてます。また「まだノートをとっている人がいるので画面はこのままにしておきます」と生徒の様子に応じて進める場面もありました。この日の教科は理科、生徒会活動、美術の3科目。何より驚きは生徒会の時間。生徒会長が司会をしながら各委員長が活動報告をしていきます。もちろん全員が在宅です。生徒でテーマを設けて、「ポストコロナにおけるインバウンドの取り組み」「自分たちで調べたデータに基づくこれからのまちづくり」などもこれから発表していくそうです。市議会に身を置く者としては、とてもショックでした。未来社会の在り方をも教えられた授業でした。