image0image1image28月15日は終戦記念日と呼ばれています。この日は、正確に表現すれば「戦闘停止」「武装解除」の日であり、「終戦」が「降伏」を意味するとすれば、ミズーリ号艦上で降伏文書に調印した9月2日のほうがしっくりくるのかも知れません。本日、熊本護国神社で行われた英霊追悼祭に参列しました。日本の未来を信じ散華した多くの英霊に感謝の誠を捧げることはもちろんですが、大東亜戦争という理念を掲げた先の戦争についてもっと議論を深めるべきだろうと考えています。追悼祭の結びに宮司さんのご挨拶があり「調印式が行われた戦艦ミズーリの艦上に、ペリーが乗ってきた黒船の艦旗が掲げられていた」という紹介がありました。大国の壮大な国家戦略が見えてきます。戦争には当然、勝った国と負けた国が存在する訳ですが、これを単純に正義が悪をこらしめたような話でまとめることは極めて問題です。大きな視点で客観的に歴史を考察するべきだろうと思います。