すでに報道があったところですが、熊本市の来年度予算案中、市電延伸の基本設計費等6,100万円が我が自民党市議団の提案により「一時凍結」となりました。我が会派、自民党市議団(18名)の中で、どのような議論があったのか、改めてその経緯についてご報告します。
❶MICE事業に始まり、未曾有の震災対応と復興事業を進める中、市役所庁舎の建て替えや市電延伸等次々と大型事業を打ち出す大西市政に対して、これまで会派の中で「予算の裏付け」等様々な懸念や疑問の声がありました。
❷そうした中で、市長に慎重な対応をうながすべきとする立場の議員から来年度市電延伸関連予算については、予算案の中から一旦「削除」すべきという提案があり、これを巡っての激しい意見のやり取りがありました。
❸詳細は省きますが、光永は「削除」案には断固反対の立場を述べ、結果的に削除せずに予算案を認めることになりました。その代替案という意味で「きちんとした裏付けの説明があること」を条件に執行は「一時凍結」という付帯決議には「会派の一員」として同意したところです。
❹18名の最大会派はそれ自体「小さな議会」です。これからも市電延伸を巡る議論があると思いますが、これからも会派の中で必要性を強く訴え、戦い続けることが私の使命と考えております。
❺いまこそ地域の応援の声が必要な時です。今後とも宜しくお願いします。