本日4月3日(土)、熊本市市会議員選挙の立候補届出を済ませ、水前寺江津湖公園(下江津公園)にて「光永くにやす出陣式」を執り行いました。朝からあいにくの雨模様でしたが、多くの皆様にご参加頂きましたこと感謝申し上げます。12日の投票日に向け、九日間の選挙戦を力いっぱい戦い抜きます。
スタッフ一同、心をひとつにして選挙活動に邁進致します。是非とも応援して下さい。

出陣式における決意表明
みなさん、おはようございます。
この度の熊本市議会議員選挙、東区より立候補いたしました光永邦保です。
本日は平日にもかかわらず大勢の皆様にお集まりいただき本当にありがとうございます。
また、ただいまは森先輩、宮下前西方総監より力強い激励の言葉をいただき身の引き締まる思いです。
還暦の年に、生まれて初めて選挙に挑戦し、その旗揚げの場所にここ江津湖を選びました。
みなさん、前方をご覧ください。
小高い住宅地が広木、若葉、沼山津方向へと連なっている様子がお分かりになると思います。この標高5mのラインがいまから約三千年前の海岸線です。
沼山津、秋津では貝塚の跡が発見され縄文時代の痕跡が残っています。
そしてすぐ後ろをご覧ください。下江津湖の姿が見えます。
ここの湖底には、なんと弥生時代の集落やお墓の跡が発見されています。
どうして水の中なのでしょうか?
それは加藤清正公によって江津塘が築かれ、これによって江津湖が誕生したからです。
このようにして現在の景観が生まれました。
湧き水の上に浮かぶオアシスのような都市「熊本」。こんな都市は世界中さがしてもありません。自然の美しさだけではありません。ここには縄文時代からの歴史が息づいています。
この素晴らしい環境を託された私たちには、これを次の世代へと受け継いでいくという、逃れることのできない責務があります。
それでは現在の江津湖は、いったいどんな状態でしょうか?
実は瀕死の状態です。
水面は外来の水草で覆われ、水中では外来魚がわがもの顔で繁殖しています。
それだけではありません。もっと深刻なのは湖底に沈殿した泥だと言われています。
分厚い泥の層が湧水を抑え込み、水の流れを鈍くしています。
先日、ボランティアで水草取りの作業に参加しましたが、体についた泥はまるでドブのような匂いでした。このままでは江津湖はやがて泥の沼地に変わってしまうでしょう。
これはもう待ったなしで取り組むべき行政の課題です。
江津湖の再生だけでなく、その周りにも目を向けて下さい。
四季折々の花が咲き乱れるともっと素晴らしいと思いませんか。
歩道に沿って木陰があれば、夏でも散歩を楽しむことができるでしょう。
総合的に整備をしていけば新たな観光資源としての大きな魅力を秘めています。

「ふるさと創生」を考える時、よその地域のものまねをしても決してよい結果は生まれません。
「ふるさと熊本の伸びゆく力を全力で支えたい」この強い思いを、まず江津湖に誓い、そしてここにお集まりの皆様にお誓いしたいと思います。
九日間、力いっぱい戦い抜きます。
是非とも応援して下さい。
本日はどうもありがとうございました。

 

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