image1image2九州防衛局主催による防衛セミナーに足を運びました。前段では「西部方面隊の役割と活動」と題して西方防衛部長から、後段は「熊本地震における対応」と題して西方特科連隊長からそれぞれお話しがありました。OBとしては旧知の事項が大半でしたが、動画で当時の様子がでると今更のように震災の記憶が蘇りました。改めて自衛隊のひたむきな活動に頭が下がる思いです。災害派遣における自衛隊の対応も随分変わりました。20年前の私が現役の頃は「野外炊事セットは私達自衛官の食を支えるものです。これが自己完結性です。」と説明していました。今は全て温食を被災者に提供し、自らはレトルトパックの非常用糧食のみを食べてます。食べてる姿も市民には見せません。「やせ我慢」という表現は使いたくありませんが、現場の自衛官にはもっと元気が出る食べ物が提供されていいように思います。こんな意見は自衛隊側からはまず出てきません。これまた大きな意味での「共助」ではないでしょうか?