IMG_9675IMG_9676IMG_9677IMG_9678宮古空港から南下し、南端の美しい海岸線を東へ回ると、ドイツ中世の大きなお城が目に飛び込んできます。
ドイツ文化村と呼ばれるテーマパークです。単に観光目的の施設ではなく、明治7年(1873年)台風で難破したドイツ商船を島民が命懸けで救助し、帰国まで手厚くもてなした友好の歴史に由来するものです。
館内には博愛記念館というエリアがあり、当時の様子を克明に記した船長の日記、ドイツの文化や伝統的な生活様式などが紹介されています。特に建物のお手本となったライン地方の名城マルクスブルグ城の模型は圧巻です。
2000年の沖縄サミットの折、ドイツのシュレーダ元首相が訪れており、それを記念して村に「シュレーダ通り」が誕生したとあり、絆の強さを実感しました。
「美しい島に美しい交流の歴史あり」——熊本日独協会の皆さんに早速報告したいと思います。